
オリジナル教材が効果的
合格級は準一級で、スコアはR(600 /750)
L(622 /750)、W(628 /750)、S(578 /750)、CSEは2428 /3000でした。
学習において最も合格につながったのは、『7日間完成 英検準一級予想問題ドリル』(旺文社)と『出る順パス単』(旺文社)、そして過去問の活用です。2024〜2021年度の過去問を解くことで、傾向を正確につかむことができました。単語や熟語は、過去問で間違えたものを一覧表にまとめ、時間があるときに見返すようにしました。過去問はやはり一番良いテキストだと感じます。
逆に、あまり効果がなかったと感じたのは英単語暗記です。受験まで半年以内だったため、新たに多くの単語を覚える時間がなく、繰り返して定着させる時間も足りませんでした。
これから受検する人におすすめすることは、過去問を繰り返し行うことと、**英作文対策として前田先生が作成してくださった穴埋めプリント(EveryDay English – Writing)**の活用です。表面の文章を何度も読み、裏面の穴埋め問題を文章を思い出しながら解く練習をしました。間違えた一文は翌日も繰り返し、通勤・通学中にはフレーズや単語を思い出しながら脳内で穴埋め問題を解く習慣をつけました。
前田英語学舎をおすすめする理由としては、先生自身が何度も受験され、最新の出題傾向をよく把握している点が大きいです。正しい学習法に導いてくださるだけでなく、独自のプリント(英作文の穴埋め問題やスピーキング用プリント)のフレーズが実際の試験時にも非常に役立ちました。単にテキストを解くだけではなく、効率的に合格へ近づく学習法を定着させることが、最短で合格する方法だと思います。
娘の通塾をきっかけに私も挑戦を決意しましたが、仕事や家事と並行して勉強時間を確保することが課題でした。記憶力の低下もあり、25年前に2級を受験したときより暗記には苦労しました。実際、単語や熟語は新たに量を増やすことはあまりできませんでした。本格的に勉強に取り組めたのは試験日の3〜4か月前からで、短期集中で効率的な取り組み方を考え、テキストは最小限に絞り繰り返すことを重視しました。
英検に限らず、目標を決め、試験日まで自分をいかに追い込めるかという経験は、社会人になってからはなかなか得られないものです。この緊張感と目標達成に向けた努力は、今後も必ず役立つと感じています。
きっかけをくださった前田先生、ありがとうございました。